2019年 07月 12日

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ハッテン場で企画モノを撮影したときの珍事

工藤タツオ(AVカメラマン)

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僕はゲイ物も撮ったことがある。もちろん企画モノだけどね。

東京のあるハッテン場にカメラを仕掛けて、そこに集まって熱いラブシーンを繰り広げるゲイカップルを盗撮しようという企画だった。

もちろん、依頼主はゲイ関係の事務所。最近ではネットでゲイサイトも盛んだけど、まだその頃はゲイのAVはほとんどなかった。

行き当たりばったりの計画

最初はスタッフだけでやることになっていた。もしかすると、普通に盗撮するだけでいいシーンが撮れるかもしれないからだ。

仕込みなしでいいものが撮れれば、俳優を使う必要がないから制作費が安くてすむわけだ。

だけど、やってみるとうまくいかなかった。ゲイカップルが現れてエッチな行為を始めても、ちゃんとカメラを設置したアングルの中でやってくれないと意味がない。

そこで、俳優を仕込んでヤラセで撮ろうということになった。

まず何か所かカメラを設置して、それぞれのベストポジションで仕込みの俳優が演技する。

演技といっても、男どうしでいい雰囲気になって、セックスまで持ち込めばいいだけだから簡単なはずだった。

カメラの映像は、少し離れたところに停車したマイクロバスまでケーブルを引いて、そこでモニターに映すことになっていた。

超ラッキーな仕事

僕もカメラマンとして現場に行ったけど、その日の仕事はただモニターを眺めるだけという、とっても楽な仕事だったんだ。

簡単な撮影ということもあって、スタッフにも事前に詳しい説明はなかった。

スタッフの人数も少ないし、みんなバラバラに現地に集合することになっていた。
全員でやる準備なんか何もなかったしね。

マイクロバスだけ先に来てスタンバイしていたけど、あとの連中は電車で集合した。

僕は早めに現場入りしていた。別に理由はなく、単に早く着いただけだった。

マイクロバスの中を覗くと、運転手だけが暇そうにしていた。

そして、僕に続いてやってきたのが、俳優のA氏だったんだ。

A氏は30歳くらいで、バスケットボールの選手のように長身で浅黒く日焼けしていた。

髪は短髪に刈り上げていて、いかにもその世界の人が好みそうな雰囲気をしていたよ。

僕はまったく知らなかったけど、この人はゲイ雑誌の世界では第一人者だったらしい。

マイクロバスの中に男が3人いても、何も話すことがなかった。

なにしろ、僕たちはどこにも接点がなかったからね。

行き違い

しばらくたって、たまりかねたようにA氏が立ち上がった。
ロケハンを兼ねて現場を見て来るという。

そこへ入れ違いに若いADがやってきたので、設置したカメラに電源を入れるように頼んだ。

しばらく待っていると、3台のカメラに次々と電源が入っていった。

A氏は、池のほとりに設置されたカメラのアングルの中に立っていた。長身だしカメラ映りもいい。

するとA氏はポケットからタバコを出して火をつけた。これがまた似合うんだ。

そこへ、40代くらいの小太りの男がフレームインしてきてA氏に声をかけた。

A氏はちょっとびっくりしたようだったけど、チラッとカメラのほうを見たんだ。

カメラはもう電源が入っていたから、A氏は小太りの男が仕込みの俳優だと勘違いしたらしいんだ。

つまり、もう撮影が始まっていると思ったわけだ。なにしろ、この日の段取りは何も知らされていなかったから、この状況では勘違いしたのも無理はない。

小太りの男はA氏と談笑していたが、やがてポケットから何かを取り出すとA氏に渡した。

よく見えなかったけど、たぶん紙幣だったと思う。するとA氏はそれを受け取り、2人はいきなりキスを始めたんだ。

びっくりしたよ。男と女のキスとはまるで違ってムードもなにもない。

いきなりブッチューって激しいキスが始まって、すぐにお互いの股間をモミモミしだした。

で、すぐに2人は画面からフレームアウトして、次のモニターに映った。

どうやら、A氏はちょっとの間に3台のカメラの場所を把握していたらしい。さすがだよ。

そこは少し奥まっていて、まわりに植え込みがあって薄暗い場所だった。

小太りの男はあたりをキョロキョロしていたけど、いきなりズボンを下ろしてA氏を手招きした。

そして、A氏が男の前にしゃがんでフェラチオを始めたんだ。

初めて見る男どうしのフェラチオは何とも微妙だったよ(笑)

男優の臨時収入

そのとき、いきなりマイクロバスのドアが開いて誰かが入ってきた。

「やあ、遅くなってすまん」

腰をかがめて入ってきたのは、監督と見知らぬ中年の男だった。

この中年男がもうひとりの俳優だということはすぐにわかった。

「おい、これはどうなってるんだ?」

監督はすぐにモニターに気づいたようだ。

「どうもよくわからないんですよ」
僕は笑ってそう答えた。

あとでA氏に聞いたところ、あのとき小太りの男から2万円もらったらしい。

「よかったじゃん。ギャラのほかにチップまでもらえて」
冗談を言ったら、A氏は微妙な顔をしていたっけ。

勘違いで撮られた映像が、編集で使われたかどうかは知らない。


文|工藤タツオ

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このコラムを書いた人

工藤タツオ(AVカメラマン)

AVカメラマンの経験がある異色のライター。現在はアダルト小説と サブカル記事を書いているが、アダルトネタはAV撮影時代の経験を元にしたものも少なくない。

工藤タツオ(AVカメラマン)

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