2017年 04月 10日

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第3話 NHヘルス初接客!緊張の中でAFの騎乗位……

夏目あん

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「へっ?!これからすぐ……?」
スタッフは顔色ひとつ変えずに言う。
「そ。初日で頭から予約入って幸先いいねぇ」
「そ、そうですね……」
「そろそろお客さん来るから俺もう出てくけど、最後になんか聞いておきたいことある?」
まだ色々わからない。というか、何がわからないのかすらわからない。覚悟を決めるしかないのだろう。
「お金は……」
「ん?」
「お金はいつ、どうやって受け取ればいいんですか」
「あー。インコールのあと、プレイに入る前に貰えばいいんじゃないかな。忘れたら大変だし。『今回のご料金ですけど……21000円になりますっ★』って可愛くいえばいいよ」
「……なるほど」
「それじゃあ、お客さんがきたらラインで連絡するからね。頑張って」
その言葉を残してスタッフはわたしを部屋にひとり置いて出て行った。

そう、ありがたくも指名してくれたのだ。このわたしを。頑張らなければならない。
よく考えてみれば大したことじゃない……。
水商売の経験からお客さんを笑顔で迎えるのは問題ない。会話だって。

アフターでうっかり(?)お客さんと寝ちゃったことだってないわけではない。
……いや、正直に告白しよう。けっこうある。
セックスは嫌いではない。その上、やたらと押しに弱い。なかなか断れない。
ついでにいえば、水商売から風俗への転身の動機のひとつがこれだった。
水商売でもお客さんと寝ちゃったりする、それなら風俗で働いた方が効率がよい、と……。

薄明るい部屋でベッドに腰掛け、イメージトレーニングをしながら待っていると、テーブルの上のスマホが震える。
「お客様これからご案内します」とのメッセージ。程なくしてインターホンが鳴る。
モニターにはやや太目の眼鏡をかけた男性が立っている。
大きく息を吐いて、つとめて明るい声でわたしは言う。
「はーい、どうぞっ」
しばらくしてさらにもう一度インターホンが鳴る。
ドアを開くと、先ほどの男性が立っていた。
とびきりの笑顔を作る……つもりだったが顔は引きつっていたかもしれない。
「本日はご指名ありがとうございます。」
「おお、可愛いねえ。よかった」
「あの」
「ん?」
「ご存知かもしれないですけど、わたし、今日がこのお仕事はじめてで」
「うん、知ってるよ」
「未熟なところがあるかもしれませんが、そこは気合で頑張りますのでよろしくお願いします」
その言葉にお客さんはちょっと笑い、わたしの緊張も少しほぐれた。

………

AF90分。
『どちらかというと責められるのが好き』というNHヘルスにはありがちなお客さん。
(もちろんわたしがそういうお客さんを「ありがち」と感じるようになるのはそれから大分後のことだ。)

それまで受身しかしてこなかったからゴロンと横になって「攻めて」といわれたときはかなり戸惑った。
AFの騎乗位もはじめてで挿入が最初なかなかうまくいかなかった。
気持ちよくなってくれているか確信が持てず闇雲に腰を動かしていたら、いつの間にかお客さんがゴムの中に射精していた。
……という後から考えればかなりのグダグダなプレイだったが、とにもかくにも——
イッてくれた。
しかも二発。よかった……。
一発目のAF騎乗位のあと、時間が余ってしまったので、さらに口で抜いてあげたのだ。


「今日はありがとうございました……」
シャワーを浴び、服を着ながらわたしは言う。
「こちらこそ。これからいっぱい勉強してね」
「はい。頑張ります」
そう、それからわたしはたくさん勉強することになるのだった。

その日のお仕事はまだまだ続いた。


文|夏目あん

アニリングス大阪
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このコラムを書いた人

夏目あん

「都内NHヘルス勤務の「ツイてる」風俗嬢。 実は東大卒という異色の経歴を持ちながら、 ホステスから風俗と夜の世界を渡り歩く。 乳あり下あり、SとM、タチとネコの両方をこなし、 発射もしてしまうユーティリティープレイヤー」

夏目あん

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