好きな本の話！｜珠晶 なのか／ニューハーフヘルスLIBE大阪梅田

好きな本の話！

2025/09/04 (木) 18:46:30

こんばんは！なのかです🐶

いつも好きな曲の話をしてるんですが、今回は趣向を変えて好きな本の話でもしようかなーと！思います☺️

今回は、私の名前の元にもなった大好きな小説から！小野不由美の「図南の翼」のお話し！

十二国記というシリーズの6作目になります！でもシリーズの中ではかなり読みやすい方なのでこの作品から読み始めるのもおすすめ！
できたら順番に読んで欲しいけどね😌
ああいうのもあるし🤭

主人公の名前は珠晶です。
はい、私がパクりました。リスペクトです🫡

なかなか勝気なお嬢様なのですが、とても賢くいらっしゃります！

十二国記シリーズは十二の国それぞれに王がいる世界で、王がいなくなると麒麟という生物が王を新たに選びます。
そこで、王がいない国では、麒麟のいる山、「蓬山」に王になろうと志す国民が集います。

それがとっても過酷で、誰かの犠牲がなくては目指せないような旅になります。

そんな過酷な旅を決心したのが、首都連檣に住む少女珠晶でした。

なんとその歳12歳！

豪商の娘で不自由のない暮らしをしていましたが、中々王の起たない国、そして十分な地位にありながら国のために蓬山を目指そうとしない周囲の人間に嫌気をさして、自ら蓬山を目指します。

蓬山を目指す旅の中で様々な考え、理屈思惑を持つ人たちと出会い、苦境を迎える度にまだ歳の若い珠晶には、世の中の不条理、人と人との考え方の違いに納得のいかないことが出てきます。

過酷な旅、その中で自分の信念に真摯に向き合い、苦境を乗り越えて成長していく珠晶の姿に鳥肌が立ちっぱなしになってしまいます😠

ここで私の好きなセリフを二つご紹介！

「安全は只では買えんのだ、残念ながらなー
なぜなら、横にいる人間が襲われる間に、自分が逃げられる可能性があるからだ」

だいぶセリフを省略しちゃいましたが、旅の過酷さを表していますね😶

「黄朱の気持ちは黄朱にしか分からない。それも事実なんだよ。何事につけても、自分の身に起こってみなければ、理解できないものというのはあるからね。それは事実だけれども、同時に理解を拒絶する言葉でもある。理解を拒絶するくせに、理解できない相手を責める言葉だ」

このセリフは図南の翼の中で抱える珠晶の葛藤を表していてとても好きなセリフです！
これこそが図南の翼の一つのテーマという気がします🥺

はい！というわけで私の大好きな！バイブル！図南の翼のお話でした！
めちゃくちゃ自分の考えにも影響を与えるくらい良い小説です！それだけでなくドキドキワクワク、読了後の興奮も凄まじい小説です！

ぜひぜひ読んでみてください😆