元看護師の薫です。
男性の皆様、陰部洗浄ってご存知ですか?
動けない患者や手術のあとなどで尿管が入った状態の時、感染防止の意味でペニス、タマ、アナルを基本的にベッド上で寝たまま洗うことです。
たいだいの患者は
「はずかしい」
「可能であれば自分でしたい」
と陰部洗浄をいやいや受ける方ばかりです。
しかし、極まれに看護師に触ってもらえるということを喜ばれる患者もいます。
今日は陰部洗浄をもとに、独特の行動に出た患者をご紹介しましょう。
陰部洗浄が楽しみな患者
45歳の患者Oは、手術後に腰から下がしびれるとのことで、リハビリ以外はベッドで過ごしていました。
そんな患者Oは担当看護師が挨拶にいくと必ず
「おはようございます、今日はおしも洗ってくれるのは薫さんかな。何時にする?」
と毎日、聞いてくる患者でした。
(変わってるよなー)
と思いながら何度か担当をしていると
看護師Aが
「患者のOさんね、陰部洗浄をしていると、私の手を掴んで自分のモノにすりつけたりするんですよ」
と相談にきました。
手術の合併症が出た患者なので、主治医にセクハラを報告しても
「合併症とか、入院の長期化でのストレスかな」
「ちょっとくらい、おおめに見てあげて」
と言って対応してくれない場合も多いです。
同僚たちとの話合いの結果、自分たちの身は自分たちで守ろうという結論に至りました。
再度Oさんの担当をした日、いつものように
「おしも、いつ洗ってくれる?」
と聞くので
「いつでもいいですよ、Oさんはいつがいいですか」
と聞くと、同室者がリハビリや検査でいなくなる時間を指してきました。
(あー、今日はさわってくるな)
という勘が働いたので、現場を押さえるつもりでOの陰部洗浄へ向かいます。
現場を押さえるよりも楽しい
Oの思惑通り、3人部屋の他の患者が不在の時間です。
「はい、おしり上げてー」
とズボンとパンツをおろすと、Oは自分で足先までズボンを完全におろして脱いでしまいました。
(ちょっと下ろすだけでいいのに。というか、すごく元気だな)
と思いながら
「Oさん、そんなにズボン脱げるくらい脚が上がるのね。リハビリでどんなことしているの?」
というと
下半身丸出しのまま、脚を上げたり、お尻を上げたりする患者O。ベッド上で腰を振ってピストン運動も披露していました。若い看護師が見たら発狂するような映像です。
もうOのペニスは、半勃起しています。
「おー、すごいじゃないですか。そんなに動けるんなら歩く練習もしているの?」
というと
「んー、でも怖いわ。転んだら困るし」
と返事。
(動けるようになったら、陰部洗浄してもらえなくなるからね)
「まあ、リハビリしてゆっくり頑張りましょう」
と、リハビリの内容を話しながら、陰部にお湯をかけて泡立てた石鹸をつけます。
半勃起のペニスは、石鹸でヌルヌルと洗っていくと徐々に頭を持ち上げてきます。
ついにOは私の手を掴んで、ペニスに押し付け、上下にこすり始めました。
お仕置きをする
(これが噂の、オナニー介助かー)
と思いながら、現場を押さえるよりも先に患者Oを困らせようと
「あ!ちょっと、なにこれ!?」
と驚いたように、ペニスを掴み上に向けて、タマを持ち上げます。
陰部洗浄のために膝をたてていたOは、アナルまで丸見えに。
「ええ!なになに?」と、さすがの態勢にOも恥ずかしがります。
さも取れない汚れがあるかのように、タマとアナルがつながる蟻の門渡りを手袋をした指先でカリカリとこすります。
蟻の門渡りは感じない男性もいますが
アナルまで覗き込まれる状態で、カリカリと微妙にこすられて患者Oは
「ひょー!」と悶絶し、半勃起からガチ勃起へ。
手を掴もうとしてくるので、その手をかわして
「取れないなー」
とありもしない汚れを取るかのように
カリカリカリカリ...
ついでにタマも揉みながら石鹸で洗い、最後に
「時間かかってごめんなさいねー、洗いますー」
業務の一環として、ペニスを上下にゴシゴシ。時折、左右にゴシゴシしながら洗いました。
「ぅ、はぁはぁ」
と耐える患者Oを横目に、泡立ちすぎた泡を両手で何度も拭い、ペニスをパンパンにします。
石鹸を泡立てすぎたので、いつもは10分くらいで済む業務が、30分もかかってしまいましたが陰部洗浄終了です。
射精まで至らなかった、パンっパンのペニスを「痛たたた」という患者Oを無視して、無理やりパンツ内に押し込みます。
「うぅ!」と呻いていました。
「リハビリがんばってお風呂入れるようにしましょう、今日は取れたけど汚れが取れないと感染源になっちゃう」
っと話しながら、トドメに
「セクハラしたら、リハビリ途中でも強制退院ですから、気をつけてくださいね。」
と言うと、繰り返し頷いてました。
内心では
「どっちがセクハラか!」とOも思ったことでしょう。
この後、同僚たちに
「セクハラしたら強制退院ですよって注意しておいたよ」と報告し大喜びされ、私も使命を果たしました。
私の退室後は、いつもの頻回なナースコールがなかったので、思う存分オナニーしていたことでしょう。
このあと、セクハラもせずにリハビリを頑張って、翌月に患者Oは無事に歩いて退院していきました。