初めまして。
いずみあきです。
アダルト業界にてスタイリストをしていた経験を元に、爽やかにエロいをテーマにコラムを書いていけたらと思っています。
皆さまよろしくお願いします。
今回のコラムのテーマはスカトロ撮影の裏側のお話をしていきたいと思います。
私は、アダルト業界のスタイリストになる前、スカトロ動画専門の映像制作会社にてADをしておりました。
このコラムは苦手な人には全く受け入れられない世界だと思うので、ここから先に進むのは危険です。戻るボタンで戻るべし。
私も最初はかなり抵抗のある世界でしたが、現場に入って、2回目で慣れて何も思わなくなりました。先人の教えにある習うより、慣れろとはこのことですね。
それではフェチ動画の王道「スカトロ」の裏側に進んでいきます。
射精に重きをおかないエロ
今日はテーマをうんちに絞っていきたいと思います。
全生物が日々何度となく排泄しているものからもエロが生まれるとは感慨深いです。
食糞、塗り糞、脱糞など、汚いものとされているうんちにも興奮する人がたくさんいます。
このようなプレイは全ての女優さん、男優さんが行えるわけではなく、3大NGプレイと呼ばれるものに含まれます。
3大NGプレイ
・スカトロ
・ハードSM
・アナルセックス
この3つの中でも最もハードルの高いものがスカトロで、その中でも一番できる人が少ないプレイが食糞と言われており、このプレイをできる人は選ばれし精鋭と言っても良いでしょう。
慣れるまでは苦行
きっとみんなが一番気になることは匂いではないかと思うのですが、実際匂いはどうなのでしょうか?
今、思い出すだけで、笑ってしまいそうになるくらい強烈です。
うんちを潰したことはありますか?
道端に落ちている犬のうんちを踏んでしまって、靴に着くと急激に匂いがキツくなる、あの現象が起こります。
うんちを身体中に塗るたびに、うんちが潰れて、乾燥していき、出てすぐの状態のものの10倍以上の悪臭を放ちます。
きっと野生の動物のうんちは縄張りの確保に役立つに違いないです。
最初現場に入った時、自分に匂いが移ってしまった気がして、気になって、帰り道で着ていた洋服を一式買い換えました。
塗りたくったうんちはそのままシャワーに入ると、詰まってしまい大変なので、何度か湿らせたバスタオルで、大まかな汚れを取ってから、シャワーに入ります。
使用済みのバスタオルは猫砂と一緒にゴミ袋に入れます。
ペットシーツに排泄することも多々あります。
猫砂もペットシーツも消臭と吸収の力がスカトロ撮影現場にて重宝されています。
この時に気をつけなければいけないのが、匂いを匂いで消そうとして、芳香剤などを使用すると、掛け算効果で想像を絶する悪臭を放ちます。
「臭いものは臭いまま」シンプルに臭い方がまだ耐えられます。
とはいえ、私は2回目の現場でなんとも思わなくなりました。
エロに関しては自分でも感動してしまうほど、適応能力が高いです。
カレー味のうんち?うんち味のカレー?
よくカレーはうんちにたとえられます。
撮影でも白いご飯に排泄をして、うんちカレーを作るという企画がよくあります。
新人さんが現場に入った時は、適性検査のために、昼ごはんはカレーで歓迎するというのが私のいたチームのしきたりとなっていました。
私もしっかり、洗礼を受けて、初日は吐きそうになりながら、完食しました。
無理には人には絶対無理な世界だと痛感します。
うんちはどんな味がするんですか?と聞いてみたところ、全員口を揃えて、苦いと教えてくれました。
焦げたカレー鍋の底の焦げの味で、三日間煮込んだカレーのじゃがいもの食感だそうです。(内心そこもカレーで例えるんかい!ってツッコミました)
カレーとうんちは似て非なるものですが、常にライバルかのように比べられていますね。
小学生くらいの頃から、カレー味のうんち、うんち味のカレー食べるならどっち?という究極の二択の答えを出せないままの方も多いのではないでしょうか?
私は今のところうんち味のカレーが優勢です。
人のお尻の穴から出てきたものを取って食べるには、まだマニアックレベルが足りず、できそうにありません。
自然の恵み
人が脱糞する際、肛門が盛り上がって、少し赤みをおびてから、うんちの頭がこんにちはと顔を出します。
初めてその登場をみた時、私はかわいいなあと思いました。
犬が頑張ってうんちをしていると愛くるしいと感じませんか?
人のうんちの姿にも通ずるものがあります。
今回は、スカトロ撮影現場の裏話でしたが、ここまで読んでくださった方、ありがとうございます。
現場はこういった特殊環境でのお仕事ゆえに、常に人手不足です。
通常のアダルトの現場よりも、和気藹々とした、楽しくて働きやすい職場でした。
興味を持った方はぜひ、お手伝いがてら、見学しに行ってみてください。
次回は疑似精子にまつわるお話を書いていきたいと思います。
「誰とく?」爽やかなエロ話を今後も提供したい!もし書いて欲しい内容にご希望があれば、是非一報ください。