こんにちは、キンタマ★スターです。同じマッチングアプリをずっと利用していると、いつのまにか見たことのある顔ぶればかりになってしまいますね。きっとそれが潮時。他のアプリに移るタイミングなのです。
さて、このお話はもう長い間レスられているため、理想のセカンドパートナーを探すべくマッチングアプリをぶん回している人妻キンタマ★スターが、アプリで出会った人をカタログをめくるように回想する物語である。
新しいアプリにチャレンジ
ハッピーメールにて素敵な男性と出会えたものの、あまり会えずにいたのでまた股間が暇になってしまったキンタマ★スター。
少しマッチングアプリに慣れてきたので、今回はセフレ的なメンズを探してみようと思い立ったのであった。早い話が欲求不満ですね、はい。
何か良さげなアプリはないかと悪い友達に聞いて知ったのが、すぐにセフレが見つかると噂のPCMAX。友達いわく、PCMAXは話が早い人が多いとのこと。よっしゃよっしゃ、新しいチン棒探しの旅に出るか!
そこでアプリをダウンロードし、男性のプロフィールをパラパラ…うん、イケメン発見!住んでる場所も近い!足あとをつけるとすぐに彼からメッセージ。
私より7つ年上のはずだが、ギャルみたいに「ぉはょぅ!」と小文字を連発するという違和感がなんか面白くてやりとりが続いた。職業は大工。ギャル仮名づかいの大工ってマジかよ。
とりあえず家が近いことがわかったので1回飲みに行くことになった。
最大の違和感
当日、飲み屋街のある駅でギャル大工と待ち合わせ。もちろんアンダーヘアはショートカットにしてある。マッチングアプリにホテルはつきものであるということをすでに学んだキンタマ★スター。
「キンタマちゃん!」
事前に写真交換をしているので、スムーズに駅でギャル大工に声をかけられる。見た目は大工というだけあって日焼けして真っ黒、ワイルドなマッチョで結構いかつい男性。しかしその声は見た目を裏切るように甲高く、変声期前の少年のようであった。
「あ、こんばんは…」
高すぎる声にちょっと引きながらも、行きたかった飲み屋へ移動。世間話をしながらも、声が気になって仕方ない。
「なんでも好きなもの頼んでね!」
店に着くと私に向けてメニューを開いてくれて、いそいそと注文をしてくれる気前の良いギャル大工。せっかく玉山鉄二のようなイケメンなのに、目を閉じるとさかなクンと話しているようだ。惜しい。非常に惜しい。
酒が進むとちょっと声がかすれてくることを期待したが、もともと喉の強い体質なのか、声の高さは変わらない。
しかし酔ってくるとその声にも慣れてあまり気にならなくなり、会話も弾んでこの後ホテルに行くことに。すっかり慣れたものである。
いざ、実食!
声の高い人ってセックスしてる時どんな声出すんだろう、という興味もあって、ギャル大工(変声期前)とホテルへGO。
途中コンビニでプリンや缶チューハイを買ってくれる優しさになんだか申し訳ない気持ちになる。信号待ちのたびにキスをして、そういう昭和のラブコメみたいなところも非常にかわいらしいのに声だけが小学5年生みたいなのだ。ほんとに惜しい…。
「キンタマちゃんお風呂入る?入れてくるね!」
とても気の利くギャル大工。一緒にお風呂に入ると、浴室でその甲高い声はとてもよく響いた。子どもをお風呂にいれているようだ。
ほかほかにあたたまった身体でベッドへダイブ。私を押し倒し、上から見下ろすそのおフェイスはマジでイケメンだった。どうか喋らないでくれ。
しかしギャル大工はベッドでも案外おしゃべりで、ここがいいのかだの、どこが気持ちいいだの喋る喋る。その都度なんだかいけないことをしていような気になる。そのうえ喘ぎ声がデカい!そして甲高い!
キンタマ★スターは大抵セックス中目を閉じることが多いのだが、その時ばかりは目を開けていないと自分がイケメン(ちゃんとした大人)とセックスしているかどうか不安になるので眼球ガン開きでおセックス。
多分顔だけ見るとそこそこモテるであろうギャル大工。経験人数も多いそうだが、皆この声は気にならなかったのだろうか?
ちなみにギャル大工のちん〇こはいたって控えめ。クンニなし。早漏。良くも悪くもないセックスであった。
セックス後のピロートークで、最近付き合い始めた彼女がセックスに慣れてなくて困っているという相談をされる。それはマジで私の知ったことではないが一応相談に乗った。回数をこなせ。
ホテルを出た後、家が近所なので近くまでタクシーで送ってくれたギャル大工。本当にいい人だった。
「楽しかったよ、またね!」
「こちらこそありがとう!」
手を振ってタクシーを見送り、次回はあるかどうかを考えながら帰路についた。
その後もう一度ギャル大工と飲みに行ったが、その時ギャル大工が連れてきていた声の低い左官屋と付き合うことになったのでそれ以来会っていない。すぐ別れたけど。
人生いろいろである。